なぜこの世界は生きづらいのか?

アダルトチルドレンとして 世の中で生きることの辛さや、 思うことを綴ります。

誕生日祝いを強制された話

f:id:death_or_agony:20181214182225p:plain

去年の誕生日、正確には誕生日付近の休日に

両親から誕生日祝いをされて心が痛んだことがありました。

death-or-agony.hateblo.jp

 

今年もまたそんな冷たい季節がやってきました。

例年通り親から誕生日を祝う会を設定されそうになり、

居たたまれない気持ちになったことを綴ります。

 

私が親と過ごす時間をどう感じているか

そもそも私がなぜ親と過ごす時間を苦痛に感じているかということですが、

小学生レベルの低レベルな会話を繰り広げた挙句、

私を貶(けな)して自己肯定感を奪い去っていくからです。

 

母親と父親のどちらか一方ならばマシな方で、

両親とも揃うと2人でゴシップや愚痴を言い合い、

私の劣っている部分を馬鹿にして盛り上がるため、

それを聞いているのが苦しいです。

 

普段は両親が揃うことはないですが、

家族の誕生日などのイベントのときに集まると毎回そんな感じです。

 

なので、過去の自分の誕生日祝いを振り返ってみると、

ここ何年かは悲しい気持ちを抱えて泣くばかりでした。

 

二十歳ぐらいまではそこまで傷つくこともなく、

嫌な気持ちも大きくはなかったと思います。

しかし、そこから自分が成長した結果、親との時間が無意味に思えてきて、

同時に親が説教する性質も強くなった気がします。

 

誘いを断ると機嫌が悪くなる親

過去にそういった悲しい思いをしてきたため、もし今年も誘われたら

「今年こそは断ろう」

「もう悲しい思いは二度としたくない」

と心の内で決めていました。

 

11月の中旬、私と父親と2人で会ったとき、

例年通り、私がこんな思いで接していることを知る由もなく、

誕生日祝いをいつやるか訊いてきました。

 

やるかやらないかではなく、やる前提です。

 

訊かれたら断ることを決心していた私は、

「やらなくていい」と断りました。

 

すると、少し戸惑った様子をしたのち断られたことに対して不満を抱いたようで、

「誕生日を祝う理由は生きてきた証だから」

「やってもらうっていうんだから断る必要ないだろ」

と言われました。

 

つまり、相手が善意でやってくれる場合には素直に受け取れということです。

 

それは違うんじゃないかと思ってて、

自分がやって欲しいことをしてくれるのであれば受け取りますが、

親がやりたいことを一方的に押し付ける行為だと思います。

 

それだと押し売りされているのと同じで、

売られている側としては迷惑なだけ。

 

散々不満そうな態度をとった挙句、

「昔は自分(父親)も物事を考えすぎることがあったが、考えすぎない方がいい。」

と言ってきたが、そういう思考停止人間にはなりたくない。

 

意見をぶつけ合った結果

この顛末を父親が母親に話したらしく、母親から連絡が来ました。

誕生日祝いをされたくないことを伝えたものの、

親の気持ちに応えるのが当然と思っているらしく、

「食事したい」「食事したくない」

という互いの気持ちが平行線になるまま解決しませんでした。

 

ただ、私の気持ちと親の気持ちはイーブンではないと思っていて、

親の気持ちを採用すれば、親は満たされて私が精神的に害を受け、

私の気持ちを採用すれば、私は害を受けずに親が寂しい思いをします。

 

このとき、相手に危害を加えるという観点から考えると、

しないことによって生じる害よりも、

することによって生じる害の方が悪いと思います。

 

さらに、父親とは頻繁に会っているのに母親とは食事に行く機会があまりないことを言われ、しょうがなく母親と2人で行くことで丸く収めました。

 

断ったのは正解だったと思う

ここまでのことを石の裏のダンゴムシの会で話し、

「誕生日を親に祝われるのが当たり前なのか?」ということを皆さんに聞いたところ、

自分のように親に祝い事をされる人はおらず、

メールだけの人や何もされない人ばかりでした。

 

だいたい学生のときも周りの人はそんな感じでしたが、

自分の親の異常さを改めて感じました。

 

でも、今回断ったのは進歩だと思います。

今まで嫌で辛い思いをしながら親の言いなりにしてきて、

ようやくNoと言うことができました。

 

断りたくても金銭的な利益を優先して我慢してきましたが、

精神的に損をしてトータルでマイナスだったら断ったほうが良い

という判断は正解だったと思います。

 

まとめ

過去数年間にわたって誕生日祝いで悲しい思いをしてきましたが、

今年は少し平和に過ごせそうです。

 

加えて、昔の友達以外にも誕生日を祝ってくれた人が居てくれて、

とても嬉しいです。

 

来年はもう少し親との接触を減らすようにしたい。