なぜこの世界は生きづらいのか?

アダルトチルドレンとして 世の中で生きることの辛さや、 思うことを綴ります。

なぜ意味もなくママチャリで旅するのか? ~チャリ旅の魅力~

f:id:death_or_agony:20190510120350j:plain

連休は旅行に行くチャンスだったと思いますが、

GW前半は連日の雨で、遠出する気分になりませんでした。

 

それでもしばらく旅をしていなかったので、

どこかにフラっと居なくなってしまいたいな~と思いつつ、

曇天と降りしきる雨によって旅のワクワクは抑圧されてしまいました。

 

しかし、5月2日ぐらいから晴れるようになり、

夏の空気を少し帯びた空を見たら、やっぱり出掛けたくなりました。

 

「晴れたから今から旅に出るわ」

というとても軽快なノリで自転車旅に出ることに決定。

行き先は埼玉県の北部まで、往復100km超えの旅です。

 

今回はなぜママチャリで旅に出るのかという話と、

自転車で旅することにどんな魅力があるのかを紹介します。

 

 

これまでのチャリ旅

今まで泊りがけでやったのは去年の房総半島一周です。

この旅を一言で表すと「苦行」

 

ただ、苦しかっただけではなく、

長距離を走りきった達成感とその土地のローカルな雰囲気と自然を感じる旅でした。

death-or-agony.hateblo.jp

death-or-agony.hateblo.jp

 

房総半島一周以外では、月に2回程度の頻度で近所を25kmぐらい走ることをしていました。

 

今回の旅のダイジェスト

前回のように観光チックな要素はあんまり無いので、

だいたいどんなことが起きたのかまとめて紹介します。

  • 江戸川をひたすら上って目的地を目指す
  • 建物に着くまであと5分のところで雹が降ってきて一時避難
  • 温泉で1日の疲れが癒やされる
  • なぜか鷲宮神社に参拝する
  • 帰り途中に電話がかかってきて、反対方面から自転車で走ってくる知人が現れる
  • なぜか一緒に柴又を観光することになる
  • なぜか一緒にもんじゃを食べに行くことになる

 

旅に出る前は何事もなく終わるかと思っていましたが、

なんかよく分からないことが色々と発生。

 

特に2日目に帰る途中に電話かかってきたのはビックリしましたね。

僕がリアルタイムでTwitterに場所を投稿したのを見て、

知人が江戸川を反対方面から自転車で走ってきてくれました。

 

向かいから姿が見えるのを想像しながらひたすら前に進み、

出会った瞬間の喜びを噛み締める。

 

なんてロマンチックなんでしょう。

男同士で何やってるんですかね。まったく。

最高です。

 

チャリ旅で何を感じたか

2回目のチャリ旅をやって感じたのは、

生きていることを実感するために旅をしたいんだということです。

 

自転車を長時間漕いでいると脚は疲れますし、お尻も痛くなります。

それに加えて向かい風や日照、雨などの悪条件もあります。

 

そういった中でひたすら進んでいるとランナーズハイのような状態になり、

爽快感を得ることができます。

 

似たようなものに例えるならば登山が該当します。

登山というのは登った分降りて元の場所に戻ってくるので空間移動の意味合いはないと解釈できますが、

頂上まで登りきった達成感だったり、それを目指して苦しい思いをする快楽があるのだと思います。

 

目の前のことだけに集中して道を進むことで、

「生きているいまこの瞬間」を感じることができ、

生きている実感を感じられるからこそ過酷な旅をしたいと思うのでしょう。

 

チャリ旅のメリット

すべての人に当てはまるわけではないと思いますが、

自分が考えるチャリ旅のメリットは以下のとおり。

 

悩みを忘れられる

先程書いたとおり目の前のことだけに集中できるので、

あれこれ考えて悩む世界から解放されます。

 

もちろんどの道を進むのかを選択する必要はありますが、

疲労によって悩む余裕がなくなります。

 

自転車でしか通れない道を楽しめる

自転車だと専用道路もあり、車が通らないぐらい細い道でも走ることができます。

江戸川の河川敷の道は土手の上にあるため車は通れません。

そのような「走ると気持ちよさそうだけど車は通れない道」を味わえます。

 

自動車よりゆっくりなので自分のペースに合っている

私個人の問題として、車だと速すぎて通過するものを楽しめないということがあります。

「あっ、あれなんだろう?」と気づいたときにはもう過ぎてしまっているので、

ちょっと立ち止まれる自転車の方が性に合っている気がします。

 

いい運動になる

これは目的としていたわけではないですが、

普段運動しない体にとっていい運動になります。

 

長時間運動するとカロリーを消費するので食事の量は増えますが、

旅が終わったあとは体重そのまま、体脂肪率は下がりました。

 

まとめ

今回のチャリ旅も楽しい思い出になりました。

 

同じことをやってもつまらないと感じる人もいるはずですが、

僕はこうやって生きていることを実感しています。

 

何かに悩んでいる日々を過ごしているときは、

日常から離れて没頭できる時間を作るのをオススメします。