なぜこの世界は生きづらいのか?

アダルトチルドレンとして 世の中で生きることの辛さや、 思うことを綴ります。

【答え合わせ】新元号 令和を予想した人を探してみた

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2019年4月1日、ついに元号「令和」が発表されましたね。

以前「元号は不要だから使われなくなるだろう」といった記事を書きましたが、

いざ発表されるとなるとワクワクする気持ちになりました。

death-or-agony.hateblo.jp

 

ふと思ったのですが、新元号の予想を当てた人っているんですかね?

今回は「令和」に対する自分の思いと併せて、

「新元号の予想を当てた人、1人はいるんじゃないか説」を検証してみます。

 

「令和」に対する印象

「れいわ」という音を聞いて、率直に綺麗な響きだなと思いました。

まるで風鈴の音のように、涼しげで美しい音を想像しました。

 

「れい」という音読みをする漢字を挙げると、冷ややかな印象を持つ漢字が多い気がします。

 令・冷・霊・麗・零・澪

こういった「れい」という読みをする漢字のイメージが、

「令和」のイメージを象っているんじゃないかと思います。

 

元号に対する反応は心の表れ

私は「令和」の言葉にも、万葉集を出典としていることにもポジティブな印象を受けました。

しかし、Twitterだと「命令の令だから国家の規定によって苦しくなるだろう」といったネガティブな捉え方をする人も居ます。

 

由来となった「令月」はめでたい月という意味ですし、令にも「令嬢」のようにポジティブな意味もあります。

令月(れいげつ)

1 何事をするにもよい月。めでたい月。「嘉辰(かしん)令月」
2 陰暦2月の異称。

 (コトバンクより)

 

なので、漢字だけ見て「命令の令だ!」と決め付けるのは多義的に考えない安直な解釈であり、

そういった解釈をする人はネガティブな心を持った人なのでしょう。

 

予想アンケートの結果を振り返る

さて、本題に入ります。

元号が発表される前、ネット上で様々な予想が行なわれていました。

 

過去の傾向や決まりから的確に予想している人もいて、

これだけ沢山の候補を予想しているんだから1人ぐらい当たってるんじゃね?

と思い調べてみました。

 

果たして「令和」をばっちり当てた人はいるんでしょうか?

 

予想ランキングから探してみた

まずはネット上の記事によく出てくる予想ランキングから見ていきます。

ワイン専門店『年号ワイン.com』を運営する株式会社和泉屋と株式会社島崎酒造が主催したキャンペーンによるもので、

最終的に4257種類もの候補が集まりました。

 

【中間発表】

f:id:death_or_agony:20190402161659p:plain

 

【最終結果】

f:id:death_or_agony:20190402161721p:plain

 

まあ、流石にトップ10に入った候補は採用されませんでしたね。

そして、「令和」を完全に当てた人は【0人】でした。

結果はすべてこちらのサイトに載っています。

ありがとう、平成!新元号予想キャンペーン | ありがとう、平成!新元号予想キャンペーン。新元号を予想して平成元年(1989年)産ヴィンテージ大吟醸『歳月』を当てよう!

 

「和」は昭和で用いているように過去に多く使われている漢字ですが、

「令」は過去に一度も使われていない漢字なので、

「令」を予想できるかが肝だったと思います。

 

「令徳」とか「令久」みたいに惜しい候補はありましたが、

「和」との組合わせは無く、惜しくもハズレ。

 

Twitterで検索してみた

f:id:death_or_agony:20190402163326p:plain

予想ランキングでは出なかったので、Twitterで検索してみました。

3/31より前のツイートを調べたいので「令和 until:2019-03-30」というワードで検索します。

 

結果、最も近い予想はこちらのツイートでした。

この方は最終的に導いた予想は外れていましたが、

候補の中で「令」と「和」を連続で並べており、

とても的確な推理をしていると思いました。

 

「令和」という名前の人がちらほら

Twitterで検索していると中国語のツイートはよく引っかかるものの、

日本語で元号予想しているツイートは見つかりませんでした。

 

その代わり、日本人の人名(下の名前)で引っかかるツイートが何件かありました。

こちらの方はご自身の名前が令和で、兄の名前が平成だそう。

まさに奇跡。

 

予想を的中させる人現る

Twitterで探して無かったらもう流石にいないかと諦めかけたところ、

なんとピタリと予想を的中させた人のニュースが流れてきました。

www3.nhk.or.jp

 

寿司居酒屋「や台ずし」を経営している株式会社ヨシックスのキャンペーンで、

5000件以上の応募があり、その中に新元号「令和」があったそうです。

 

ということで検証結果は【新元号の予想を当てた人、1人いた】でした。

(2019年4月2日現在)

 

お祭りとなった今回の改元

私にとって初めて元号が変わる出来事で、

以前は「元号なんてどうでもいい」といった冷めた感情をしていました。

 

しかし、元号発表の中継を大勢で眺めている姿を見て、

YouTuberやアーティストが「令和」に纏わる作品をこぞって出しているのを見ると、

改元が大きな需要を生んでいるのを感じています。

 

今上天皇生前退位を表明したことで、お通夜ムードで改元するのではなく、

日本国民全体が1つになって祝福する雰囲気になりましたね。

 

元号が変わって心機一転、新しい未来を創っていきましょう。