なぜこの世界は生きづらいのか?

アダルトチルドレンとして 世の中で生きることの辛さや、 思うことを綴ります。

会社を辞めることにしました。その理由について。

お久しぶりです。

しばらくメンタルが死んでいたのと、

考えることが多くて更新を滞らせてしまいました。

 

さて、Twitterでは度々呟きましたが、

現在勤めている会社を辞めることにしました。

 

 

3年前に入社したときから辞めたいと思っていたものの、

ずっと辞める勇気が出ませんでした。

 

しかし、色々な場で会社を辞めたことのある人と出会う機会が増え、

「会社を辞めても良いんだ」と思えるようになりました。

 

端的に言えば自分に悪影響を与えているものから遠ざかるために辞めたわけですが、

退職に至った経緯や思いを説明します。

 

 

退職に至った経緯

産業医面談とのやりとり

私の会社ではメンタル不調の社員を対象に産業医の面談を行なっています。

 

産業医とは、第三者視点で会社と社員を受け持つ立場の人で、

体調などを考慮して現場に就業時間の制限などの指示をすることが出来ます。

業務が過多にならぬよう、社員とは異なる立場から権限を持って指示するわけですね。

 

私が休職する前に初めて面談した時、

「会社の仕事と合わない」と話したところ、

「そんなこと入る前から分かっていたことじゃないですか」と真っ向から否定され、

自分のことを話しても理解してもらえない人だと思っていました。

 

しかし何回か話した上で、先日も自分の気持ちを話したところ、

「無理して来いと言っているわけではない」

「業務量の問題ではないから、自分がやりたいことを見直した方がいい」

と言われました。

 

自分が前々から思っていたことと同じだったので共感しましたし、

「この人も本当はこういった考えを持っていたのか」と印象が変わりました。

 

と同時に、現状を変えるためには環境を変えるしかないと思いました。

 

なぜ会社を辞めようと思ったのか?

会社の仕事を通じて実現したいことがなくなった

辞めた理由の1つ目は、会社の仕事で実現したいものがなくなったということです。

 

もともと「ものづくりを通じて顧客の課題を解決したい」という気持ちを志望理由にして入社しましたが、

それは建前というか自分にとってそれほど大きな動機ではありませんでした。

 

結果的に「こうなりたい!」という目標もなく仕事を続けることになり、

ただ生活のためのお金を稼ぐための手段になってしまいました。

 

いま自分がやっていることが未来に繋がっているという希望を持ち、

前を向いて仕事に取り組みたかったです。

 

会社や周りの人間に対する不信感

仕事内容の次に、組織に対して合わないと入社してから感じていました。

具体的にどのようなところかというと、

  • 決断を先延ばしにする
  • すぐに行動しない
  • 物事の本質を捉えず無駄なことに拘る、強要する
  • 現状を改善しようとしない
  • 人と考えが違うことを認めない(画一的)
  • 若い人に権利を認めない
  • チーム体制が柔軟ではない

 

これらを論理的に裏にすると自分の希望になりますね。

正直、勉強が出来たりITの知識が豊富だったりするだけで、

合理的な判断が出来ないという点でバカばっかりだと思っていました。

 

3年間で上手くいかなかったことに対するけじめ

そして、丸3年間やってみて、自信をもってやり遂げたと言えるものがないことに対するけじめでもあります。

 

初めITの勉強をした時に苦手すぎて全然理解できず、

業務をやり始めたら経験である程度まで出来るようになったものの、

自分の興味が湧いてくるわけでもなく、自信を失うばかりでした。

 

自信がなくなると、「自分に出来ることなんてない」と思うようになり、

組織に対する貢献感がなくなっていくんですよね。

 

なので、常に自信をもてるように、興味のある仕事に就こうと思いました。

 

上司との面談で感じたこと

「嫌だけど仕事だからやる」のは勿体無い

退職の意志を伝えた後、上司と面談することになりました。

前述の「やりたいことがない」という話をしたら、

上司も「自分もやりたくないけど、仕事だからやっている」と言われました。

 

それを聞いて、やりたくないことに人生を捧げるのはすごく勿体無いし、

やりたいことを仕事にしている人と一緒に仕事をしたいと思いました。

ただ、それは自分がやりたいことを仕事にした先にあるものだと思います。

 

「あたりまえ」はあたりまえではない

2回目の面談のとき、

「9時から17時過ぎまで働くのが社会人としてあたりまえ」

「普通、直接相手先の責任者に声をかけずに上司を通すよね」

と言われ、自分の希望するやり方に合わないと確信しました。

 

それを言った人は役職が上位だったので、

キャリアが長くて役職が上になるとこう頭が固くなるのかと思いました。

 

自分が正しいと思うことと組織の人間が正しいと思うことがズレているということは、

価値観が異なるということであり、無理に合わせる必要はないと思います。

 

辞めるのを決めて良かったこと

前向きに考えるようになった

意外にも、辞める決心をしてから「そんなに今の会社は悪くないんじゃないか」と思えるようになりました。

だからといって退職を撤回するわけではなく、

会社を離れる未来に対する希望があるからそう思えるだけです。

 

行動を起こせるようになった

退職の意志を伝えてから、今住んでいるアパートの退去を決めたり、

個人で作業を請け負ったりしています。

 

1つ行動を起こしたことで、やりたいと思っていたことが連鎖反応して、

興味あることはとりあえずやってみるようになりました。

 

今後について

今後どうするかはノープランです。

個人で仕事をしてみたかったので既に1件作業依頼を受けましたし、

やりたいと思ったことはどんどんやってみます。

 

その上でスキルを磨くために会社に入りたい、

やはり会社員の方が良いと思うようになれば転職活動をします。

 

上手くいかない可能性は高いですが、

良いことを引き寄せるには、やりたいことをやるのが一番だと思いました。