なぜこの世界は生きづらいのか?

アダルトチルドレンとして 世の中で生きることの辛さや、 思うことを綴ります。

車の運転そこまで好きじゃないのに持たされた話

f:id:death_or_agony:20190222172437j:plain


大学生のときから5年間ぐらい車を持っていたことがあります。

今は要らないので売ってしまいましたが、

前は都心から離れた所に住んでいて、移動はたいてい車を使っていました。

 

でも、運転は好きじゃないんです。

車を持ちたいとも思いません。

 

にも関わらず、親に持たされていました。

当時の自分にはそれを断る理由もなかったですし、

損得勘定で考えたら得だったので、車を持つことにしました。

 

今回は私の車に対する考えについて語ります。

 

 

免許をとらされる

大学受験が終わり、卒業を間近に控えた2月下旬。

受験勉強から解放されて安堵していた頃の話です。

 

勉強も学校も無くなり、友達と遊ぶこともなかったので、

ネットをしながらグータラしようとしていたとき、

母親から「どうせ暇なら免許をとりなさい」と言われました。

 

それまで車に縁がなかった私は、

「免許?車ないのに?」といった感じでしたが、

ネットで調べてみると、どうやら数ヶ月通うのが一般的なようだったので、

「暇なときにやった方がいいかな」と思い免許をとることにしました。

 

教習所内のコースで初めて走ったときは楽しかったのですが、

特に目的がなく運転が苦手だったので、

「早く終わってほしい」と思いながら教習を受けていました。

 

まだ大学の友達と出会う前だったので、

車を運転したい気持ちもなく、親の意見に流された感じですね。

 

ただ、時間の融通が利く時期に教習所に通うのは合理的だと思っていたので、

ちゃんと通って免許取りました。

 

車を持たされる

免許が交付された翌年、母親が突然「車を買う」と言い出しました。

私は「車はお金がかかるから要らない」と答えましたが、

ガソリン代以外は親が負担するという条件を出してきたので、呑み込んでしまいました。

 

母親の心理としては、私に車を持たせたかったのだと思います。

車というのは裕福であることのステータスであり、

そういった見栄にこだわる母親は、

自分の子供がステータスを持つことを押し付けてくるのです。

 

当時はまったくそういったことに気づいていなくて、

言われるがまま言うことを聞いていました。

 

運転が好きでない理由

教習中から今に至るまで、車の運転が好きじゃない理由は2つあります。

 

常に緊張するのが疲れる

基本的に複数の対象に同時に注意を払うことが苦手なので、

常に変化し続ける交通状況に合わせて判断するのが苦手でした。

 

車どおりが少ない所なら楽ですが、交通量が多くなると、

前の車にも、歩行者にも、自転車にも、信号にも、

曲がるところにも気をつけなきゃいけないので疲れてしまいます。

 

移動中に運転以外のことができない

もう1つの理由は時間の有効性についてです。

長距離の移動になると、電車の方が早くてその間他のことができるにも関わらず、

2~3時間ずっと運転という作業をしなきゃいけません。

 

特に都内だとどこも渋滞しているので、ずっと前の車のケツを追っかけていることになります。

それのどこが楽しいのか分からない・・・。

 

車を持ってよかったこと

ここまで悪かったことしか書いていませんが、逆によかったこともあります。

それは、人の役に立てることです。

 

夜中に友達が終電で寝過ごしたので迎えにいってあげたり、

バスが終わってしまったので大学のゼミの先生・同期を送ってあげたりしました。

その他にも、音楽の機材を運んでほしいと頼まれたこともあります。

 

自分で使うのは学校に行く時か買い物するときぐらいだったので、

そうやって人の役に立てたことが嬉しかったです。

 

レンタルで利用している人には「今すぐ迎えに来て」という要望をしにくいと思うので、

車を所有することで頼まれるようになった面はあると思います。

 

必要なときに借りるのが賢明

結局は東京の近辺に引っ越して車移動が不便になったので、

  • 毎日車を使う
  • 車を近くでレンタルできない

という人以外はレンタルした方がよいと思います。

 

今ではカーシェアリングのサービスがあるので、

好きなときに借りて好きなときに運転するスタイルの方が費用面・時間面で効率的でしょう。

メンテナンスする手間も省けますし。

anyca.net

 

まとめ

ということで、親の言いなりに車を持たされたら良いことにも悪いことにも気づき、

結局持つ必要ないじゃんとなった話でした。

 

車を運転する人・しない人、好きな人・嫌いな人がいると思いますが、

最善な選択をして車社会と折り合いをつけていきましょう。