【才能開花】ストレングス・ファインダーをやってみた
みなさんは自分がどのような才能を持っているか知っていますか?
私は普段働いている中で、どんなポジションに付くべきか分からない時があります。
自分に向いている役割がよく分からないという感じですかね。
例えば、案件が上手く回るためにはどうやってアプローチすべきか考えるのが好きですし、
「なぜ?」と原因を掘り下げていくのも好きです。
しかし、「好き」と「向いている」は異なるもので、
好きにやっていても上手く行かないこともあります。
なので、今いちど自分が持っている資質を特定し、
普段から意識を持つように心がけようと思いました。
ということで今さら感満載ですが、
私のストレングス・ファインダーの結果を発表したいと思います。
ストレングス・ファインダーとは?
ストレングス・ファインダーとは、アメリカのコンサル会社であるギャラップ社が開発したオンラインでの才能診断ツールです。
こんな感じの177個の質問にポチポチ答えることで、
全34資質のうち自分がどの資質を持っているのかを知ることが出来ます。
今回は最もスタンダードであるTOP5の資質を知るコースで診断してみました。
実際にやってみた
私のTOP5の資質はこちら↓
「戦略的思考力」カテゴリの資質ばかりになってしまいました。
そうなりそうな自覚はありましたが、その中でも資質は分かれていますので、
1つ1つ紹介していきます。
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ちなみに、こちらの記事に載っている
資質ごとの「好きなこと」「嫌いなこと」の一覧が分かりやすかったので、
1位~5位までの説明に載せておきます。
1位 収集心
特徴
- 情報やモノを集めるのが好き。
- 物事を始める前に行動の道筋が正しいかを確認しておきたい。証拠や背景情報を欲している。
- 複雑な概念を人が理解しやすいように手助けするのに喜びを感じる。
- 知的な会話が出来る人を好み、意味のない世間話は避けている。
- 難解な言葉を簡単な言葉で説明できる語彙力により、専門家と素人との間で翻訳者の役割を果たしている。
好きなこと
- 自身が集めたデータベースを人に役立つ形で提供すること
嫌いなこと
- 自分の引き出しの中のものが役立てられない状況
考察
「コレクター」というとマンガ・ゲーム・CD・フィギュアなどを集める人を想像するかもしれませんが、
自分はそういった類ではなく、無形の情報を集めようとするタイプです。
なぜ情報を集めたいかというと、
答えのない問題に直面したときにそれが役立つと思っているからです。
未知のアイデアというのは何もないところにいきなり1を生み出すのではなく、
0.1を集めて1が生まれると思います。
斬新なアイデアの背景には沢山の知識が必要であり、
0.1を常に集め続けることによって、いつでも答えを導けるようにしたいんです。
また、複雑な概念を分かりやすく解説する能力は、
勉強を教えている時や設計書を書く時、説明資料を作る時に役立った経験があります。
プログラムを読んで、そのプログラムを読めない人にも分かるような言葉で解説したり、
調べたことをまとめたりするのが得意です。
2位 内省
特徴
- 内省的で知的な議論が好き。
- 現実ではなく思考の世界にある事柄について熟考できる会話が好き。
- アイデアやプロセスを最も基本的な要素に分解することで多くの洞察を得る。
- 人と雑談するよりも一人で思索するのを好む。
好きなこと
- 静かな環境で思案し、関心ごとについて頭を働かせること
嫌いなこと
- 物事に対し、考えなしに取り組むこと
考察
内省的というのは、自分のことを分析する性格という意味です。
過去の経験を振り返って今の自分にどう影響を与えているかを考えるのが好きですね。
このブログでも過去の経験の話をたくさん載せています。
大きな概念を因数分解して細かな要因に分けるのが得意なので、
大学の研究や論文を読むことが楽しかったです。
そういったことをいつも考えているので、
ひとりの時間は絶対に必要です。
良いこととは反対に、失敗を引きずりやすいというデメリットもあります。
なぜ失敗したのか原因を探る
→自分には劣っているところばかりだ
→こんな自分には価値がない
というようにネガティブな思考に陥りやすいです。
3位 分析思考
特徴
- 物事の理由と原因を追究し、影響を与えうる全ての要素を考慮に入れる。
- 自分に高い基準を設け、仕事を完璧にこなそうとする。
- 1つの問題を様々な角度から見て徹底検証する。
- 自分と他人のスコアを比較することがよくあり、1番になることに動機付けられる。
- 数値やデータで頭がいっぱい。
好きなこと
- 客観的に正当性を検証された事実やデータ
嫌いなこと
- まったく整理されていない意見や主張
考察
分析思考は1~2位と密接に関係していて、
あらゆることに「なぜ?」と問いかけることで様々な原因を探ります。
そういった細かいところまで気にしてしまうので、
ものを完璧にしないと気がすまないんだと思います。
分析する上で数字というのは重要な指標であり、
数字が自分の存在を肯定するから、1番になりたいのだと思います。
でも、1番になりたいからといって競争意識が高いわけでもなくて、
目の前のことを一生懸命やる
→結果的に1位になる
→成果が現れて嬉しい
というプロセスであるため、他人を蹴落とそうとする意識はないです。
高校生のときの塾の数学のテストとか、出版社のバイトはそんな感じでした。
4位 個別化
特徴
- 1人ひとりが持つユニークな個性に惹かれる。
- 異なるタイプの人たちの集団をまとめ、生産性の高いチームを作ることが得意。
- 壮大な夢を描く人に対し、過去や現在に重点を置いている人と協力できるよう助けることがある。
- 相手が個性をもつようになった要因を分析し、物事がそのように起こった理由を見つける。
- 1人ひとりの違いを察知する才能がある。
好きなこと
- すべての人が適材適所で活き活きと過ごすこと
嫌いなこと
- すべての人に画一的なアプローチをすること
考察
私は人を類型化するのが好きで、
「この人はこういうタイプだからこういうことが好きだろう」とすぐに分かります。
大学生でたまたま知り合った後輩が変なヤツで、
その後輩が好きそうなベンチャー企業で働いている別の後輩を紹介したところ、
すっかりハマっちゃたらしく、海外で事業を始めたという話を聞きました。
自分の知り合いの中から「この人とこの人は合いそうだな」というのも分かりますし、
逆に合わなそうな組み合わせも分かります。
人の好みだけでなく音楽の好みも同様で、
「このアーティストが好きならこれも好きだと思う」
とオススメして気に入ってもらえたことがあります。
5位 学習欲
特徴
- 学習意欲が旺盛で新しいアイデアや知識を渇望している。
- 改訂、修正、改良、再配置を考えるのが好き。
- 情報を入れるために一人になれる場所を持っている。
- 状況に関連するあらゆることを調べ、新しい物の見方ややり方を思いつく。
- 既に知っていることをきっかけに、質問を投げたり、問題をより深く掘り下げて考えたりする。
好きなこと
- 未知の分野の新しい情報や経験に出会うこと
嫌いなこと
- 知ったかぶりや、人の意見に耳を貸さないこと
考察
もはや1~3位と同じような内容になってしまいましたが、
分析的な性格ゆえに新しいことを知るのが好きで、好奇心旺盛です。
知らない状態が嫌なので、分からないことがあったらすぐにググります。
もしくは、言葉の意味・定義を話し相手に聞くことが多いです。
修正だとか改良が好きなのも確かで、
既存のマニュアルの中で不要なものを精査したり、
もっと改善すべきことを盛り込んだりするのが得意です。
ストレングス・ファインダーをやってみよう
こんな感じに自分の資質について詳しく解説を受けることができます。
ストレングス・ファインダーを受ける方法は、
- アクセスコードが付属している書籍を買う
- ギャラップ社の公式サイトでアクセスコードを買う
- ストレングス・ファインダーのアプリでアクセスコードを買う
の3つがありますが、個人的には書籍を買うのをおすすめします。
(私も本を買いました。)
TOP5の資質について知るだけであれば書籍が一番安いからです。
書籍 | 公式サイト | スマホアプリ | |
内容 | TOP5のみ | TOP5か全34資質 | TOP5か全34資質 |
値段 | 1944円 | 約2200円~ | 2400円~ |
書籍のアクセスコードは1回のみしか使えないため、
診断のために買う場合は新品で買うようにしましょう。
診断は1回のみですがレポートの閲覧はログインして何回でも見れます。
まとめ
資質のほとんどが戦略的思考に関するものになったのは意外でした。
ストレングス・ファインダーで分かるのはあくまで資質であり、
それを生かす経験を積み重ねないと強みにはならないと思うので、
普段から5つの資質を意識して行動しようと思います。
(無意識に得意を発揮しているのがほとんどですが。)