なぜこの世界は生きづらいのか?

アダルトチルドレンとして 世の中で生きることの辛さや、 思うことを綴ります。

旅と旅行の違いとは?

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ここ最近ずっと房総半島の旅の記事ばかり書いていたので、

旅に対する価値観をお話ししようと思います。

題して「旅と旅行の違いとは?」です。

 

今までの一人旅

本題に入る前に、私の旅歴を軽く紹介します。

今までにやった一人旅はこんな感じ。

  • 片道16時間かけて初めて広島へ
  • 電車で東北地方一周
  • ママチャリで房総半島一周 ←New

他にもライブを観に遠くまで行ったことがありますが、旅そのものが目的ではないので割愛。

元々電車に乗るのが好きなので、青春18きっぷで長時間移動するのが楽しかったです。

 

今までで楽しかった旅行

一方で、複数人で行った旅行で楽しかったのはこんな感じ。

  • はちゃめちゃ京都旅行
  • ノリだけが頼りの台湾旅行
  • 雪山と酒の群馬旅行

どれもドタバタしてましたが、一緒に居た友達のノリが良くて居心地が良かったです。

やはり複数人の旅行ではスケジュールを決めないとグダグダになってしまうので、

観光スポットと時間・宿泊場所などきちっと決めていました。

 

私が人と旅行しなくなった理由

しかし、ここ3年間ぐらいは人と一緒に旅行に行かなくなってしまいました。

そこまで親密ではなくなってしまったのもありますが、

一人旅を始めた頃から、自分がやりたい旅が他の人がやりたい旅とズレていることに気付きました。

 

私の場合は目的地に着いてから観光を楽しむことよりも、

目的地に着くまでの過程を楽しむ比率が高いです。

 

そして、その過程は困難であるほど面白いと思います。

この間の房総半島一周はまさにそうで、

困難を経て目的地に着くことが目的であり、そこに楽しみを見い出します。

 

もちろん観光目的の旅行も楽しいのですが、

ただものを見るだけでは刺激が足りないというか、

ネットで事前に調べただけで

「まあだいたいこんなもんだろう」

と分かった気になってしまいます。

 

そうなるとその土地に行くワクワクは減って、

「一緒に行く人とどんな時間を過ごすか」に関心が移ります。

「どこに行くか」ではなくて「誰と行くか」の問題ですね。

 

仲の良い人と思い出を作るのも良いですが、

純粋に旅することを楽しむため、一人旅をするようになりました。

 

一人だと予定を立てずとも気の向くままに行動できますし、

予想外の出来事に対処するのが楽しくなります。

 

旅と旅行の違い

さて本題です。

私が思うに、

旅は不便の中で楽しさを創造するもの
旅行は便利の中で楽しさを享受するもの

だと捉えています。

 

例えばお金があるのにヒッチハイクでどこか遠くにいくとしたら、

それは不便の中で喜びや楽しみを感じる行為だと思います。

 

目的地に行くだけだったら、飛行機や新幹線で行けば良いはず。

しかし、あえて不便な手段を選ぶことで、上手くいったときの喜びを味わえ、

1つ1つの喜びが思い出として残ると思います。

 

そのように、利便性や効率ではなくやりがいやワクワクを追求するのが旅です。

 

一方で、旅行というと何か用意されたものを楽しむといったイメージがあります。

家族旅行、友達との旅行、慰安旅行・・・

どれもそうですが、あらかじめ楽しむポイントが予定されていて、

予定の範疇で日常の疲れを癒すのが旅行だと思います。

 

ただ、私は旅行が悪いと言っているわけではありません。

便利な交通手段を用いることで現地に滞在する時間はより長くなりますし、

ツアーガイドが居れば深い知識を得ることが出来ます。

 

旅と旅行を使い分けよう

旅と旅行、それぞれの良さがあるので、

何かに挑戦したいときは旅、安らぎを求めるときは旅行というように、

目的やその時の欲求に応じて使い分ける方がいいと思います。

 

旅と旅行を使い分けることによって、より楽しい人生を送りましょう。