プレミアムフライデーに乗るべきではない理由
記事を書こうと思っていたら8/31(金)を過ぎてしまいました(汗
月末の金曜日なのでプレミアムフライデーだったんですね。
存在自体を忘れているとおり、私はプレミアムフライデーには乗っていません。
やりたければやればいいじゃないの?って感じです。
別に世間がいつ休もうが知ったこっちゃないからです。
さらに言えば、プレミアムフライデーの制度に乗るべきではないと考えています。
なぜ、休むことに賛同しないのでしょうか。
プレミアムフライデーとは?
理由を述べていく前に、まずはプレミアムフライデーがどんな制度なのか紹介します。
プレミアムフライデーとは、
個人消費を喚起するために政府と経済界が設けたキャンペーンで、
月末の最終金曜日は15時に終業するという制度です。
まとめると、少し早めに仕事を切り上げることで、
その時間を買い物や食事・レジャーに費やして
豊かな月末を送ろうじゃないかという主旨になっています。
制度が上手く機能して余暇時間が増えることは良いのですが、
実際のところはどうなんでしょうか?
プレミアムフライデーの現状
プレミアムフライデーが施行されたのは2017年の2月だそうで、
少し古くはなりますが、施行から1年経った2018年2月時点の記事を載せておきます。
この記事のアンケート結果によると、
勤務先でプレミアムフライデーを推奨または実施していると答えた人は僅か11%で、
企業の規模が大きいほど実施されていることが分かります。
早帰りをした人は生活の変化を実感できたのは確かですが、
全体の1割程度の人しか実施していないのは少なすぎると思います。
導入当初にも批判の声がありましたが、
制度を利用できるのは大企業と官公庁の人だけで、
中小企業にはそこまでの余裕がないのが現状でしょう。
大企業であっても、月末は月締め作業で忙しいため利用できない人も多いかと思います。
結局、庶民の実情を考えた仕組みではなく、制度だけが一人歩きしているように見えます。
【本題】プレミアムフライデーに乗るべきではない理由
私がここで言いたいのは、プレミアムフライデーがなぜ機能しないかではなく、
制度そのものの考え方に対する懐疑です。
私が問題として捉えているのは、行動する(休む)理由を自分の外に求めていることです。
プレミアムフライデーは政府が決めた制度です。
なので、それに則るということは、他人が定めたことを理由に休むことになります。
「自分が休むべきだから休む」(理由が自分の中にある)
のではなく、
「みんな休むことになっているから休む」(理由が自分の外にある)
という考えが非常にダサいと思います。
自分の休みぐらい自分で決めるものだと思いますし、
そうやって世間の人間がどう行動しているかを基準にしていると、
周りに振り回されて消耗してしまいます。
そうならないようにするためには、
みんなが乗っていることに懐疑的になり、
自分はどうするのか自分で決められるよう、
いわばポリシーのような自分の軸をもつ必要があります。
シャイニングマンデーもクソ
このような理由から、プレミアムフライデーに乗るべきではないと思いますし、
新たに導入しようとしているシャイニングマンデーも同様です。
シャイニングマンデー:月曜日に午前休を取ることを推奨する、経済産業省が提唱したキャンペーンのこと
自分で休みを決めず、仕事を嫌々やっているなら月曜日は永遠に輝かず、
ブルーマンデーが続きます。
まとめ
プレミアムフライデーを実施するかどうかはその人の自由なので、
止めろとまでは言いませんが、
「そうやって自分で考えずに何でも制度に従うのってどうなのよ?」
と思います。
人に言われたからプレミアムになるのではなく、
自分でプレミアムを作ろう。