なぜこの世界は生きづらいのか?

アダルトチルドレンとして 世の中で生きることの辛さや、 思うことを綴ります。

めんどくさい時に行動する考え方

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私の親には、苦手だから出来ないと才能を決め付ける癖があります。

それを表す代表的な言葉が「できっこない」です。

 

「あなたは○○だからできっこない」

と勝手に出来ないと決め付けられました。

 

そうやって言われるのは子供の頃も嫌で、

出来ないと決めつけられると、

「行動しても意味ないんじゃないか」

と考える癖がついてしまい、

「めんどくさい」

が口癖となってしまいます。

 

そうやって出来ない理由ばかりを探すのが積み重なり、

歳を重ねるごとに歳相応の経験を積んでいないように思えました。

 

ですが、行動する前は悩んでいたのに、

いざやってみたら案外すんなり出来たこともあります。

 

今回は、めんどくさいと思いながらも行動できた経験をふまえて、

新しい行動を起こすための考え方を紹介します。

 

1.やりたいと思ったときに即行動

まず、なぜ行動したくなくなるかというと、

現在の状態を維持したいからです。

 

人間には、変化によって得られるリターンよりも、

失ってしまうリスクの方をより過大に捉えてしまう傾向があります。

これを現状維持バイアスといいます。

 

「行動すると確かに良いことはあるんだけど、これだけ悪いことが起きるよね」

と悪い側面を大きく捉えてしまい、合理的な判断が出来なくなってしまいます。

 

それを防ぐ方法は、リスクを捉える余裕を無くすことだと思います。

つまり、逃げ道を自ら絶ってしまうのです。

 

<例>

私が就職活動でまだ内定を取れていなかったとき、

仲のよかった同級生がアルバイトを始めました。

 

その同級生は卒業が1年遅れなので就職活動をせずにバイトしていたのですが、

そのバイトの内容を聞いたら、

やってみたいという気持ちが生まれました。

 

やってみたいという衝動が強かったので、

同級生から話を聞いた5分後に同じバイトに応募しました。

(自己最速記録)

 

後になってから、

「面接どうしよう・・・」

「履歴書になんて書けばいいんだ・・・」

「採用のペーパーテスト落ちたらどうしよう・・・」

といったリスクばかり思い浮かびました。

 

しかし既に面接を申し込んでしまいましたし、

同じ職場で働くことになるであろうその同級生にも話してしまったので、

逃げる気持ちはほんの僅かしかありませんでした。

 

結局はバイトに合格した後に内定も取れ、

無事にやりたかったアルバイトを始められました。

 

このように、悩む時間的余裕を自分に与えないことで行動を起こすことが出来ました。

 

2.どうなりたいのか理想を考える

即行動といいつつも、そこまで早く行動できない場面もあると思います。

そういった場合は、行動することによってどうなりたいのか、

自分の理想像を考えてみるといいかもしれません。

 

実はこのブログを始めようとしたとき、

思い立ってから始めるまで1ヶ月以上かかったと思います。(長すぎ)

そのぐらいめんどくさい気持ちが強く、一歩踏み出すのを躊躇っていました。

 

ですが、自分には「ネット上で居場所を作りたい」という理想があります。

リアルでは親密にできる人が少ないので、

ネット上で自分をさらけ出して、

自分の考えと合う人と交流したいという気持ちがありました。

 

3.理想と行動を天秤にかける

その理想とブログを書く手間を天秤にかけました。

ツイッターは短い文でつぶやくだけなので楽ではありますが、

ブログは長文をほぼ毎日書くので面倒ではあります。

 

それでも、ブログを通じて私の考えをより詳しく伝え、

ネットで居場所を作れている自分という理想の方が魅力的だったので、

こうやってブログを書いています。

 

行動する手間よりも理想の方が魅力的な場合、一歩踏み出せます。

 

4.ちょっとだけやってみる

それでも面倒だと思うときもあると思います。

「こういう理想にはなりたいけど、やっぱりめんどくさいからやめておこう。」

という感じで。

 

そういうときは、理想のハードルを低くして、

ちょっとだけやってみるようにしています。

 

分かりやすくダイエットの例で話します。

はじめ「美しい体になりたい」という理想を描き、

「○ヵ月後までに○○kgになりたい」という目標を立てます。

その理想と実現に必要な行動を天秤にかけてみたら、

努力の面倒さが勝ってしまったとしましょう。

 

なぜ面倒だと思ってしまうかというと、

その努力が大きすぎると認識してしまうからです。

「○○kg痩せるにはこれだけやらなきゃいけない。自分には無理だ。」

リスクだけを過大評価してしまいます。

 

このとき、「美しい体になりたい」という理想は念頭に置いておいて、

目標の数字は忘れ、とりあえず小さくやってみることをオススメします。

 

とりあえず痩せるために、2セットだけ腹筋をやってみる

といったように小さく始めると、案外嫌じゃないことに気づくことがあります。

 

小さく始める→意外とできる→少し負荷を増やす→没頭する

といったサイクルが生まれると継続できます。

 

5.それでもダメなら

諦めましょう。

なぜなら、小さいことが出来ないならば大きいことが出来るはずがないからです。

諦めた上で他のことをやった方が後々のためになると思います。

 

まとめ

いろいろと偉そうに語ってきましたが、自分はすぐに逃げたがる性格なので、

上手く行動に踏み出せないことが多いです。

ですが、意識しないと直らないと思うので、上記のことを自分に言い聞かせて行動します。