東京生まれの私が東京を嫌う理由
私は東京生まれで高校生のときまで東京で育ちました。
住んでいたのは新宿・渋谷など都心に近い地域だったので、
大都会の暮らしは小さい頃から慣れていたものでした。
一方で、関東ではありますが、郊外で暮らした経験もあります。
郊外に住んだことによって、
実は東京って不便なんじゃないかと思うようになりました。
今回は、東京のここが不便で嫌いというポイントを紹介していきます。
電車関連
電車の移動効率が悪い
東京都内、主に山手線とその内側の地域はそうだと思いますが、
利用者の多い駅が多く各駅停車になるので、
そこまで遠い距離ではないにも関わらず、時間がかかってしまいます。
例えば、渋谷駅から上野駅に向かう場合、
山手線でぐるっと周るか、
地下鉄を使うという手段が考えられますが、
どの方法でも停車駅が多く、必要以上に電車に乗らなければなりません。
電車の乗り換えが複雑
ターミナル駅になると電車の乗り換えが複雑で、
特に別の鉄道会社の路線を使うとなると
迷ってしまった経験のある方も多いと思います。
乗り換えるにしてもホームからホームまでが離れすぎており、
別の駅なんじゃないかと思う駅もあります。(大手町とか)
通勤ラッシュ
日本で最も通勤ラッシュが酷いのが東京で、朝も夜も電車は混んでいます。
同じ時間乗っていても、混んでいる電車とそうでない電車で疲労度が違うのは、
周りに気を遣ったり無理な体勢を維持することでストレスを受けるからだと思います。
車・道路関連
道路が複雑で運転しにくい
都内を運転していると、
道の分岐が複雑すぎてどっちに行けばいいのか分からなくなることが多々あります。
慣れている道であれば問題ないのですが、
初めて走る道なんかは道を間違えると元の道に戻るのが大変なこともありました。
(渋谷周辺とか)
道路が狭いため危険
郊外に住んでいて実家に帰ったとき、
「こんなに道狭かったっけ?」
と思うことがありました。
私が住んでいた郊外では、車道が2車線で、端に自転車が走るレーンがあり、
歩道は車道と同じくらいの幅があることが普通でした。
一方東京の実家の近くはというと、
1車線の道路でギリギリ車が対面通行できる幅で、
歩行者とスレスレになることもあります。
畑の脇の道や林道が狭いのは分かりますが、
住宅地の道がそこまで狭いと、
お互いにぶつからないよう注意しながら通らなければなりません。
駐車場が少ない
郊外のコンビニ・スーパーやドラッグストアには無料で使える広い駐車場がありますが、
都心だと駐車場を構えるスペースはありません。
車線が多い道でも路上駐車によって一番左の車線が使えなくなってしまう光景を何度も見たことがあります。
仮に駐車スペースがあったとしても、駐車券を発券しないと停めれないケースが多く、
駐車料金はバカ高いです。
住環境
家賃が高い
23区内だと月7万円からが相場だと思いますが、
地方だと同じ条件で最低月3万円ほどで済んでしまいます。
都心に近いと通勤時間がかからないのは良いことですが、
そこまでお金を払う価値があるものなの?
と思ってしまいます。
人間関連
人間関係がドライ
俗に言う「田舎の人間関係」は体験したことがないので比較することができませんが、
東京の人は見知らぬ人に話しかけることが少ないですし、
話しかけても冷たい反応をされることがあります。
大阪に旅行に行ったときは、ちょっと歩いてるだけでおっちゃんに話かけられました。
関西の人ってそういうところでフランクですよね。
東京の場合は、自分と他人との境界がはっきりあるというか、
他人の懐に余計に踏み込まない人が多い気がします。
まとめ
ここまで東京の不便なところを挙げましたが、もちろん良いところもあります!
共通の趣味・考えをもつ人とすぐに集まれたり、
多様な価値観の人と出会えたりするのが東京の良さだと思っています。
ただ、過度の人が集まっているせいで消耗してしまう気がするので、
東京の近くに住む理由がなくなったら、地方でゆったり暮らしたいなと思います。