楽すぎる仕事はやる気を潰す
楽な仕事をしたい・・・
そんな気持ちを抱く人は多いかもしれませんが、
楽すぎる仕事って精神的に辛いものですよ。
私は今年に入ってから仕事が楽すぎるようになったので、
実際のところ、楽すぎる仕事ってどうなのか?
ということについて語ります。
私の今の仕事
以前自己紹介に書いたとおり、
私はシステムエンジニアとして会社に勤めています。
仕事内容は、社内向けのWEBシステムの開発や、自動化プログラムの作成などです。
事業部の業務を効率化するのが私の部署の仕事なのですが、
社内向けなので過度な要求はありませんし、納期も本当にゆるいです。
まあそんな感じなんですが、最近とにかく仕事がなく暇です。
どれぐらい暇かというと、1日1時間作業して、
他の時間はすべて自分の時間にしているぐらい暇です。
プロジェクトがしっかり動いているときはこんな暇にはならないのですが、
仕事がないタイミングが重なるとこうなります。
あまりに暇なので、こうやってブログを書いています。
一見とても楽で時間を有意義に過ごしているように見えますが、
仕事がないというのは意外と苦しいです。
その苦しさは後述するとして、こんなに暇になった理由を述べます。
仕事が暇になった理由
①個人的な理由
私は昨年1ヶ月程うつ状態で休職したのですが、
職場に復帰してから暇になることが多々ありました。
なぜかと言うと、休職したことで、
「仕事を負担させちゃいけない人間」のレッテルを張られたからだと思います。
業務量が多すぎてうつになったわけではないのに、
「仕事させるとうつになるから仕事させない方がいい」と思われている気がします。
各所の人間が同じように考え、
「他の業務が大変だろうからここでは軽い仕事だけ任せる」
というのが重なると、自分にとっては過小な仕事量になってしまいます。
②組織の理由
一方で組織側にも原因があると思います。
本来私がプロジェクトで動く期間は予定してあるのですが、
納期がないような状態なので、プロジェクトが動く時期になっても
「まだ検討中」と言い続け、ずるずるとスタート時期が遅れます。
スタートが遅れている間は当然作業が発生しないので、特に指示もなく放置状態です。
そして、今の部署には「仕事を振る文化」がないように思えます。
現状で満足しているからなのか、
コミュニケーションを取りたくないからなのか知りませんが、
自分(仕事の依頼者)が受け持っているタスクを任せられたことがありません。
チームとして作業が発生したときも、
一旦一人でタスクを吸収してそれをメンバーに分担させようと 動く人がいないので、
一番年下で経験のない自分が、タスクの割り振りをしています。
このように組織として「仕事を振る文化」がないので、
私が暇をしていても全く関心なく仕事を任せようとしません。
やることがないことの苦しさ
色々思うところがあるので一気に挙げていきます。
- 期待されていないのでモチベーションが低い
- 自分が毎日会社に行っていることが無意味に感じる
- 達成感を味わうことがない
- 自分の能力を発揮できない(自己実現できない)
- 「このままではいけない」と思いつつも楽だから抜け出せない
こんな感じです。
確かにお金は貰っているので失職しているよりは断然良いとは思いますが、
「自分が必要とされていない感」を感じるとやる気も無くなりますし、
もっと言えば生きている意味も薄れてきます。
仕事がないと言うと、
「仕事がないなら上司の仕事を手伝えよ」
という意見もあると思います。
しかし、組織よりも自分を優先して生きているので、
せっかく自分の時間に使えるのであれば、自分のために時間を使うべきだと思いますし、
これからのことを色々悩んでいるうちに、
組織のために時間を投資するのが無駄だと思うようになりました。
やる気を出すためにやっていること
そんなやる気のない状態で、じゃあ何をするのか?
という話ですが、仕事の枠組みから外れて、自分にしかできないことをやっています。
今はライティングの練習をしたいのでこのブログを書いています。
文章を書いているときは書くことに熱中できますし、
自分にしかない個性を表現することができます。
それを読者に見てもらえる結果、
「もっと頑張ろう」というモチベーションが生まれています。
自分の中に何か1つでもモチベーションを生み出すことが大切だと思っていて、
そのモチベーションを原動力に行動すると、日々の楽しみが1つ増えます。
その楽しみを1つ1つ増やしていくのが今の私の目標です。