なぜこの世界は生きづらいのか?

アダルトチルドレンとして 世の中で生きることの辛さや、 思うことを綴ります。

問題児の気持ち ~大人で遊ぶ小学生~

私は小学5年生・6年生の時、学校で問題児でした。

問題行動を起こしていた当時、

「大人は全く自分の気持ちを理解してくれない。」

と思っていました。

当時の自分が大人に理解して欲しかったことを伝えたいと思います。

 

問題児の心理を知ることが出来る

私がした問題行動

同じクラスに悪い友達がおり、5人で行動していました。

私を含むその5人組がやった問題行動は以下のとおりです。

  • 移動教室の鍵を職員室から盗み、草むらに隠す
  • 校外学習(遠足ではない)でガムを噛む
  • 階段の踊り場で爆竹を鳴らす
  • たまり場であるトイレにいたずらをする

他に細かいこともありますが、記憶に残っているのはだいだいこのぐらいです。

この他に、いじめに加担したこともありましたし、メンバーの1人が本屋で万引きしたこともありました。

今振り返ると、世の中で起きている犯罪と比べるとかわいいものだと思います。

 

結果的に私は校長室に3回呼ばれ、親も学校に呼び出されたことがあります。

校長や担任は同じようなことをグダグダ話しているだけだったので、

何を言っていたのかはよく思い出せません。

 

なぜ問題行動を起こしたのか?

上記のような問題行動を起こした理由は、

他に楽しいことがなかった

からです。

 

当時私は受験勉強に追われていて、遊ぶことを親に許されませんでした。

5年生までは遊ぶことは出来ましたが、それでも週1回ぐらいでした。

 

学校での勉強で学ぶことは無く授業は退屈だったので、

友達とバカなことをして騒ぐのが自分にとっての娯楽でした。

 

自分たちがふざけて問題を起こしているにもかかわらず、

大人が躍起になって対応しようとしているのが面白くてたまりませんでした。

 

大人に理解して欲しかったこと

私が大人に理解して欲しかったのは、

善悪の判断がついていないのではなく、ただ楽しみが欲しかった

ということです。

 

親からは「この歳になって善悪の判断がついていないなんてみっともない」

と言われましたが、全くの逆で、善悪の判断がついているからこそ、

自分が楽しむために意図的に悪いことをしていたのです。

 

楽しいことをしようというエネルギーを別のものに昇華出来ていれば、

問題行動は起こさなかったと思います。

 

問題児のその後

私の場合は、そのエネルギーが反骨精神に変わりました。

(あまり変わっていないような気がしますが)

 

社会や会社を批判するのも、人を動かすのも、努力をするのも、

その反骨精神が源となっています。

 

それを失くしてしまうと自分でなくなってしまう気がするので、

今のまま昔のまま持ち続けて生きていきます。